炭水化物を抜く
こんにちは、まさりんです。
うららかな春の午後、いかがお過ごしですか。薄着でいられるのっていいですよね。冬中悩まされた鼻づまりが、花粉が大量に飛び始めるころからすっかり治るという、皮肉れた体調です。
ちょっと体重を落とすために炭水化物抜きダイエットを敢行しております。といっても、私の場合はかなりゆるめ。主食である、パン・麺類・ご飯をとにかく抜く、というダイエット方法です。おかずなどに炭水化物が入っていても、大量に入らなければ気にしないというものです。そして、はじめの二週間くらいはがっちり主食を抜き、それからは「日曜日は食っても良いよルール」を入れています。早くも停滞期に入っている気がします。成功したら、もう少しお書きしましょう。今のところ、2~3キロくらい落ちています。でもこれ、結局続けなければ意味がないので、それが不安です。
体調面での変化は、暑さ寒さの感じ方が違うかな。ずっと空腹でもあります。食べた一時間後に早くも腹減ったり。
あと、少々いらいらします。昨日も「むかむかする」と書いたのですが、それが助長されているような気がします。情緒不安定です。まあ、鬱状態に突入しないようにコントロールしていきますわ。
そして炭水化物のないメニューというのを頼めるところは場所が限られるので、基本的に自炊なのが大変です。食費もかさみます。コンビニでも、スーパーでも、炭水化物抜き弁当とか作ってくれると、売れると思うし楽なんですけどね。
※ここからは想像混じりです。
こう書いといてなんですけど、炭水化物のありがたみを感じています。「人類を滅ぼす」とか書いている医者がいますけどとんでもない。救世主です。ローコストで高カロリー、炭水化物だけ入れとくと、どれだけ副菜の量を減らせるか。
数日前に添島さんのギリシャ紀行文がブログに掲載されました。が、ギリシャがその覇権を他に譲った原因の一つにこの羊の放牧の問題があると聞きました。ギリシャの山々の草は羊に食い尽くされたそうです。つまり環境破壊が深刻になったそうです。
それを助けたのが、南米から来たトウモロコシだったそうです。これを飼料に使うことで、大量の草を必要としなくなったのです。それくらい、炭水化物って偉大なんです。抜いといてなんですけど。
数年前和食が無形文化遺産に登録されました。しかし、あんな豪勢な料理を食べ続けるようになったのは戦後のことです。戦争の10年で、親から子に伝統的な食事内容の継承がされなかったのが大きかったと聞きます。物資が不足してしまったので仕方がありません。
戦後の繁栄の結果、おかずが豪勢になったから今のような状況になっているのです。ただ、あるものは否定できません。それは人間の心理に反することです。だから、結局おかずを食えよ、ご飯食うなよという結論に至るのは「炭水化物が世界を滅ぼす」とか煽情的に書いている人たちと一緒なんですけどね。
何でこう書いているか、自分に言い聞かせているのです。がんばれって。ああ、腹減った。
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